きょうから6月、水無月です。
早いもので1年の前半の最終月に突入です。
今年は前半だけでも集中豪雨や竜巻など普段はあまり目にしないほど規模の大きな気象現象に列島は揺さぶられました。
昨年の3.11の復旧、復興がまだまだ成っていない地域が多い中で大きな打撃です。
 
規模はグッと小さくなりますが影響が計り知れないほど大きいのが民主党内の “コップの中の嵐” です。
民主主義の政治で与野党対立は珍しい情勢ではありませんが与党である民主党内の 『出口の見えない対立』 は異常です。
規模は小さな “コップの中の嵐” でも国家、国民に与える損失は看過できるものではありません。
どの局面でも与野党対立の前に党内対立が立ちはだかり、野党の格好の攻撃材料であり 『何も決められない政治』 の典型に陥っています。
 
政治主導を全面に打ち出した民主党政権ですが 『これぞ素晴らしい政治決断、流石だ!』 というものは未だに一つもありません。
『何が政治決断だ ・ 何が政治主導だ』 というものが国民の足を引っ張ってばかりいます。
野党の “高みの見物”的 な対応も政治家として褒められたものではありませんが先ずは与党である民主党は党内の最高実力者である一兵卒を黙らせるか排除するべきでしょう。
党内民主主義と手続きを経た案件に 『それでも駄目だ、嫌だ』 と言って引っ掻き回す御仁に過ぎたる礼は無用でしょう。
但し、民主党で是としたから、或いは政治が是としたからといって必ずしも国民が是とするかはまた別の問題ではあります。