露枝の雑文館 ThePen

館長露枝(Roshi)による日々徒然の雑辺です。

ビデオは親を変えてしまうのか

  皆さんは記録媒体としてどのような物を使っているだろうか。 カメラ、ビデオ、スケッチブックはたまた自分自身の記憶等々。 今回はビデオカメラに付いて、と言うよりビデオ撮影者に付いて感じた事を書いてみた。
  先ずテレビのビデオ投稿番組に見られるもの。 多くが我が子を題材にしている。 大多数は微笑ましく見られるものだが中には明らかにハプニングを狙った映像が見受けられる。 それも撮影者である親の面白げな説明付きであるところが怖い。 一歩誤れば我が子が怪我をするような状況なのに、それを或る程度予測してビデオを回している。 そして、それを平気で投稿する。 結果的に子供は怪我もせずピンピンしているから視聴者も笑って見ていられるのだが、よーく考えれば恐ろしい現象ではいだろうか。
  本来、親というものは子供を保護する義務がある。 そんな堅苦しい事を言わなくとも、我が子を危険な状態に置かないのが当然の親心ではないだろうか。 子供の「やんちゃ」や「過保護」とは自ずから違うものである。 そしてよく言われるのが子供の運動会、学芸会でのビデオの傍若無人ぶりだ。 我が子を写したい為に周囲の迷惑を顧みずフィールドに飛び出したり舞台の上に登ったりのやりたい放題。 撮影者にすれば我が子の一挙手一投足は全て決定的瞬間であろうが、それもルールを守ってこそである。 もし、あなたがビデオの撮影者ならファインダーを覗く前に周囲の状況を覗いてからカメラを回して欲しい。
  そこにはファインダーより広い世間が有る筈だから

龍歳年始め

  年明け龍歳の最初は余り辛口になっても白けるばかり 今回は龍に因んだ話のネタにでもして頂ければと思う。 先ず「龍」とは何ぞや 字引で見ると「海や沼に棲むと言う想像上の動物」とある。 確かに、居そうで居ない動物である。 胴は蛇に似ているが顔はどんなものにも似ていない。 現在の日本の世相によく似ている。 オッと危ない、いつもの辛口コラムになりそうだ。 年明けくらい楽しく 楽しく
  龍に関する言葉は幾つか思い付く 「登龍門」 ここを通過すれば必ず出世すると言われる関門の事である 今では余り使われないが、それでもアイドルタレントやキャンペーンガールの募集などの惹句に時たま使われる。 では、この門を通過する本来のものは何か? それは鯉である。
  「海千山千」 多年の経験を積んだ強か者の意味であるが、これも海に千年・山に千年(ミレニアム2回分)暮らし、龍に昇華するのである。
  要するに龍と言う動物?は上昇のシンボルなのだ。 去年は国内外共に悪い事ばかりが目立ち良い事など余り無かったように思う。 今年こそ龍が象徴するような上昇の年であって欲しいと願う。 だけど、上り龍の相棒には下り龍も居るんだよね
  何はともあれ 明けましておめでとう
  今年も当ホームページをよろしく
 
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